ごあいさつ
プレシンギュラリティの今、我々がはたすべき役割とはなにか
シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉をよく目にするようになりました。
ここ数年でAI(人工知能)が急速に進化したことにより、AIが人間の知能を超える日、つまりシンギュラリティの到来が近い、とまことしやかに囁かれるようになったからです。
AIが人類の脳を超えることで、AI自身がより優れたAIを生み出せるようになります。
その結果、将来人類は何かを新たに発明する必要はなくなりますし、AIが出す答えや生み出す物を予測することもできなくなります。AIが人類最後の発明となる、ともいわれているのはこのためです。
ここまでいくと、いよいよ現実離れに思えてしまいますが、VRやAR、MR技術の発達によって現実と仮想との区別が無くなってきているのは確かです。人間の脳を超えるAIができるかどうかはまだ分かりませんが、科学技術の発達によって時間や空間の概念は着実に変わり続けており、人間としての在り方を問われる日は、シンギュラリティ到来を待たずして訪れる事でしょう。
一人ひとりが現在のAIにできること・できないことに向き合い、AIによる計算が不可能な人間らしい仕事や役割とは何か、我々WESTENDORF ENGINEERINGは模索していこうと考えています。